常習賭博か 決済代行業の男ら逮捕送検

　海外事業者が運営するオンラインカジノで客に賭博させたとして、東京都の決済代行会社の社長の男ら５人が７月３１日までに、逮捕、送検されました。

　常習賭博の疑いで逮捕、送検されたのは、東京都千代田区の決済代行会社「Ｓ．Ｐ．Ａ」の社長、小坂仲人容疑者（４６）ら３０代から５０代の男合わせて５人です。

　警察によりますと小坂容疑者らは２０２２年６月から２０２３年５月にかけて、自社の口座へ２０代から５０代の男性６人に入金させ、オンラインの賭博ゲームをさせた疑いが持たれています。

　海外で合法的に運営されているオンラインカジノでも国内から接続して賭博をすることは違法で、小坂容疑者らは、入金することで海外のオンラインカジノを利用できる決済代行システムを運営していて、これまでに、５万人弱から合わせて約６４０億円を入金させ、決済手数料として合わせて約３億円を得たとみられます。

　調べに対し、小坂容疑者は容疑を認めていますが、ほか４人は否認しているということです。

　県警はほかにも、指示役の上位グループがいるとみて、捜査を進めています。