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職員が受給者の境遇に同情して… 生活保護費を過大支給 千葉県

チバテレ+プラス / 2024年8月1日 18時10分

職員が受給者の境遇に同情して… 生活保護費を過大支給 千葉県

 千葉県は8月1日、生活保護を受ける人の境遇に同情した職員が、生活保護費を過剰に支給する不適切な事務処理をしたとして陳謝しました。

 県によりますと、生活保護費の不適切な事務処理をしたのは、健康福祉部の20代の男性職員です。

 この男性職員は2023年度まで、出先機関の長生健康福祉センターでケースワーカーをしており、当時担当した60代の男性と90代の女性の単身2世帯分の生活保護費について、故意に上司の決裁を得ずに多く支給する手続きを行ったということです。

 過剰に支給した額は合わせて35万円近くにのぼり、県の調査に対し、男性職員は、受給者2人の金銭が不足している状況に同情し、「何とかしたいという思いがあった」などと話しているということです。

 なお、県は受給者2人に対する謝罪を済ませており、多く支給した生活保護費について返還手続きを進める方針で、今後は、生活保護業務を行う職員へのコンプライアンスの再徹底を図るなど、再発防止に努めるとしています。

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