運転免許試験 受験言語の選択肢拡大 ロシア語やアラビア語など７つの言語

運転免許試験 受験言語の選択肢拡大

　日本に住む外国人の円滑な運転免許取得を促そうと、８月１日から外国語による運転免許学科試験が合わせて９つの言語で受験可能になりました。

　千葉県内の運転免許センターでは、これまで外国語の運転免許学科試験を英語と中国語の２か国語で実施していましたが、新たにロシア語やアラビア語など７つの言語が加わり、合わせて９つの言語から選べるようになりました。

　選択言語の拡大は第一種免許、第二種免許ともに適用され、当日に受付で申し出ることで受験が可能となります。

　ただ、曜日ごとに選択できる外国語は異なるため、受験の際はあらかじめ県警のホームページを確認する必要があるということです。

　外国人労働者の増加などを受け、警察庁は全国的に試験問題の多言語化を推進していて、県警の担当者は、「言葉の壁を無くすことで外国人の受験環境を改善したい」と話しています。