「市町村が独自に導入できる余地を残す」 宿泊税導入巡り熊谷千葉県知事

千葉県 熊谷知事と葛南地域の市長 宿泊税など意見交わす

　千葉県の熊谷知事は８月６日、浦安市や習志野市など、葛南地域の市長と面会し、県が検討を進める宿泊税やまちづくりについて、意見を交わしました。

　意見交換会は、県内すべての市町村と地域別に分けて行っていて、６日は葛南地域の浦安、八千代、習志野、船橋、市川の５市の市長と面会しました。

　会議は冒頭以外非公開でしたが、湾岸エリアならではのインフラ整備に関する要望や子育て、教育に関する意見も上がったということです。

　また、市独自の宿泊税の導入を検討している浦安市の内田悦嗣市長からは、県が宿泊税を導入する場合の配分や事務に関する話題が上げられました。

　これに対し、熊谷知事は、県が導入する場合は、市町村が独自に導入できる余地を残した制度設計を検討したい考えを示したということです。

　熊谷俊人 知事
　「仮に導入する場合は市町村にとってある程度自由度があり、旅館やホテルなどの関係者に理解される。そうした使途も含めた制度設計をしっかり考えていきたいということ話した。しっかり県と市で連携していこうということを確認した感じ」