農業の未来考える機会に 千葉県立農業大学校でスマート農業機械の体験会

　進化し続けるスマート農業機械を実際に使うことで、その便利さや効果を感じてもらおうと、千葉県立農業大学校では８月７日、実演体験会が行われました。

　千葉市内にある県立農業大学校の施設で行われた実演体験会には、農学科の１年生、約５０人が参加しました。

　実演体験は、作業の効率化や省力化が期待できる、スマート農業機械を実際に使うことで、導入する意義に加え、今後の農業の未来を学生たちに考えてもらう狙いがあるということです。

　体験した機械は、急斜面でも作業できるラジコン式の草刈り機や、直進する場合にハンドル操作がいらない田植え機、さらには、無人でも動かすことができる、自動運転のトラクターなどで、学生たちは、普段使っている農業機械との違いを確かめていました。

体験した学生は―
「トラクターは乗っているだけで自動なので楽だった、中にエアコンもついていて涼しくて快適だった」

「自分の家が農家をやっているが、人が手を加えなくていいのは楽になるので導入したいと思った。スマート農業機械は今後必須になってくると思う」