小湊・いすみ鉄道沿線の地域おこし クラウドファンディングで支援

小湊・いすみ鉄道沿線活性化　CFで支援

　クラウドファンディングを活用して小湊鉄道といすみ鉄道沿線の地域おこしを支援する試みがスタートし、商品や企画の募集が行われています。

　この試みは、小湊鉄道といすみ鉄道の沿線エリアの活性化につながる「名物」の発掘・創出を目指して、両鉄道会社と千葉銀行などが企画したものです。

　２つの路線が房総半島にかけるたすきに見えることから「房総横断鉄道たすきプロジェクト」と名付けられました。

　地域資源を生かした商品やサービス、エリアの魅力を伝えるイベントなどの企画開発から、クラウドファンディングを通じた資金調達、プロモーションまでを鉄道会社や銀行グループのネットワークを通じて支援します。

　初期費用などは無料ですが、販売手数料として支援総額の１７％、支援総額が３０万円以下の場合は一律５万円がかかるということです。

　企画の募集は９月２０日まで、ちばぎん商店のホームページで受け付けていて、審査により１０から１５程度の企画を選定し、１２月中旬の始動を予定しています。

　千葉銀行の担当者は、「その名の通り、人と人、地域の未来にたすきをつなぐような事業を創出したい」と話しています。