千葉県内有数のナシの産地八千代市で「幸水」収穫シーズン

八千代市で「幸水」収穫シーズン

　千葉県内有数のナシの産地 八千代市では「幸水」の収穫シーズンを迎えています。

　八千代市にある梨園「またべー」では、収穫時期が早い品種の「幸水」が収穫シーズンを迎えました。

　八千代市は１１０年ほど前の大正時代から続く県内有数のナシの生産地ですが、高齢化などによる担い手不足が課題となっています。

　こうした中、祖父の代から続く梨園を継いだ綱嶋祐介さんは、スマート農業に関心を持ち、手押し車を電動化して収穫作業を省力化する取り組みを２０２４年から始めました。

　この梨園では、１日に６００キロほどのナシを収穫していて、炎天下での作業は生産者の大きな負担となっていましたが、既存の手押し車に後付けの部品をつけて電動化することで、体への負担が軽減されたということです。

生産者の綱嶋祐介さん
「レバーを押すだけで自動で前に進むというスマートさが非常に使っていて、楽だと実感している。八千代市のナシは市場に出回ることなく、個々の直売で販売展開されることが多い。非常にみずみずしく、味がのったもの、こだわり抜いたものを収穫・販売しているので、是非皆さんにご賞味いただければ」