台風７号接近 千葉県内各地で避難所開設 約１３００人が避難

　台風７号の接近に伴う千葉県内への影響や自治体の対応です。

　県内では午後４時現在、茂原市と旭市に「避難指示」が出されているほか、市原市や銚子市、館山市など、２５の市町で「高齢者等避難」の情報が出されています。

　また、県によりますと、県内では４９市町村であわせて３４２か所の避難所が開設され、あわせて９４０世帯、１２９２人が避難しています。

　これまでのところ、けが人や住宅の被害は確認されていないということです。

　こうした中、県は午後４時から災害対策本部会議を開きました。

　この中で熊谷知事は「引き続き厳重に警戒する必要がある」として、「県民に対し身の安全を守る呼びかけを行い、適切な情報提供に努めること」などを指示しました。

　県では各地の被害状況やどのような支援が必要かを把握するため、県内５１の市町村にリエゾン＝情報連絡員を派遣したということです。