千葉県三大銘柄「いすみ米」 新米試食会 “風味・食感とも上々の仕上がり”

　千葉県のコメの三大銘柄の１つ「いすみ米」。その新米の試食会が８月１９日、いすみ市で行われました。

　「いすみ米」は「多古米」「長狭米」と並んで千葉の三大銘柄に数えられています。

　１９日はＪＡいすみの職員らが８月に入り稲刈りした「いすみ米」のコシヒカリの新米を試食し、２０２４年の出来を確認しました。

　ＪＡいすみによりますと、「いすみ米」は、おいしさを機械で数値化した「食味値」が高いのが特徴で、「８０」以上でおいしいとされる食味値が２０２４年も「８２」から「８４」となっています。

　２０２４年は連日の猛暑で高温障害などが懸念されましたが、現在は良質なコメが収穫されていて、先日の台風７号でも大きな被害はなく、「風味、食感ともに上々の仕上がり」ということです。

　ＪＡいすみ 花崎隆 代表理事組合長
　「非常に粘りが強い。硬さも十分で香りも悪くなかった。例年以上においしい新米ができたのではないか」