千葉2区選出 小林鷹之氏が出馬表明 ９月の自民党総裁選で初

千葉2区選出 小林鷹之氏が出馬表明 自民党総裁選で初

　岸田総理大臣の後任を選ぶ９月の自民党総裁選挙をめぐり、衆議院千葉２区選出の小林鷹之・前経済安全保障大臣が１９日、国会内で会見を開き、立候補を表明しました。

　小林鷹之議員（千葉２区選出）
「私は来たる自民党総裁選挙に覚悟をもって、出馬することをここに表明する」「私はすべての党員、そして、国民の皆様に約束する。新たな自民党に生まれ変わることを、夢と希望を感じられる社会をつくることを、みなさんと世界をリードする日本をつくることを、私は新たな時代に挑戦する」

　小林議員は会見で、まず必要なこととして「信頼の回復」を挙げ、不正への厳正な対処や政策活動費の更なる透明化に取り組む方針を示しました。

　また、総裁選では旧派閥に支援を一切求めない、「脱派閥選挙」を徹底するとし、「若手からベテランまで信頼する同志とともに自民党が生まれ変わることを証明したい」と述べました。

　政策では、「経済は財政に優先する」という自身の考え方から経済政策を一番に挙げました。

　４９歳の小林議員は当選４回で、派閥横断的に中堅・若手が支援しています。

　自民党の総裁選をめぐっては、１０人以上の出馬が取り沙汰されていますが、正式な出馬表明は小林議員が初めてです。