台風10号が接近 道路の冠水に注意!
チバテレ+プラス / 2024年8月27日 17時15分
非常に強い台風10号が接近し、関東地方でも大雨の影響が懸念されるなか、JAF=日本自動車連盟千葉支部などは道路の冠水に注意を呼びかけています。
局地的な大雨が降った際に警戒が必要なのが道路の冠水です。
特に線路や幹線道路の下を通過する道路、いわゆるアンダーパスでは、ポンプなどの排水能力が追い付かず、冠水する危険性が高くなっています。
千葉国道事務所によりますと、県内には大雨で冠水する可能性があるアンダーパスが現在94か所あり、ホームページで場所を確認するよう呼びかけています。
では、冠水した道路に侵入するとどのような危険があるのでしょうか。
JAF千葉支部事業課 出原正洋 課長
「冠水した道路に侵入してしまうと、エンジンが停止して車が動かなくなったり、そのまま車ごと流されてしまうケースもあるので非常に危険といえる」
水圧や故障により車のドアや窓が開かなくなるといった場合に備えて、窓ガラスを割る脱出用のハンマーを車内に常備する、脱出するための知識を身に着けておくなど、事前の備えが必要だといいます。
JAF千葉支部事業課 出原正洋 課長
「窓が開かなければハンマーを使って脱出するが、窓の四隅を叩くと比較的割れやすいと言われている。ほかにも水圧の関係でドアが非常に開けづらくなるので、落ち着いて車内に入ってくる水の水位が外と同じくらいになるまで待っていただきたい。そうすることで中と外の圧力差が縮まりドアが開けやすくなる」
また、車が浸水した場合は水が引いた後も注意が必要です。
JAF千葉支部事業課 出原正洋 課長
「エンジンの中に水が入ってかけることが不可能だったり、かけようとして感電してしまうケースなど、破損・感電の危険性があるのでエンジンを急にかけず販売店やJAFに相談してほしい」
最後に、大雨の際に改めて意識するべきことを聞きました。
JAF千葉支部事業課 出原正洋 課長
「どこで冠水するかというのは気が付かないことがある。どうしても外出が必要であれば、危険個所に近寄らないルートを事前に調査してほしい」
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