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アクアライン変動料金 初期より効果減

チバテレ+プラス / 2024年8月27日 17時50分

アクアライン変動料金 初期より効果減

 東京湾アクアラインで、土日祝日に変動料金制を導入する社会実験を開始してから約1年。
 検証の結果、一定の渋滞緩和の効果はみられるものの、初期の頃より効果が減っていることがわかりました。

 アクアラインでのロードプライシングの社会実験は、渋滞緩和を目的に2023年7月から2024年度末までの予定で行われているものです。

 木更津金田ICから浮島ICの上り線を対象に、混雑する土日祝日の日中を普通車で1200円に値上げする一方、夜の時間帯を600円に値下げしています。

 千葉県によりますと、効果の検証の結果、交通量は料金が高くなる午後1時から8時までの時間帯は抑えられ、その前後の時間帯にやや増える傾向が見られたほか、日中の渋滞による最大損失時間も土日ともに2割弱減りました。

 ただ、社会実験を始めた直後の1か月間とこの1年間のデータを比べると、交通量の分散度合いが小さくなるなど、効果が減ってきているということです。

 今回の結果を受け、8月27日に県庁で開かれた、県や国土交通省、それに高速道路会社で構成する、アクアラインの交通円滑化対策検討会は、「引き続き、より効果的な料金体系を検討していく」としています。

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