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“下刈り”自動化へ 試験走行

チバテレ+プラス / 2024年8月27日 17時54分

“下刈り”自動化へ 試験走行

 木の成長を妨げる雑草などを刈り払う「下刈り」作業。
 林業で不可欠なこの作業を自動で行う機械が8月27日、千葉県君津市内の森で本格的な運用に向けた試験走行を行いました。

 こちらの自動運転型下刈機械は、衛星で位置情報を把握し、設定したルートを自動で走行しながら、車両前方の刈刃で下草を刈ります。

 試験走行は、初めて林業の現場で行われ、植栽前の斜面を自動運転で走行し、その性能を確認していきました。

 下刈りの自動化は、通信大手のNTTドコモと産業機械製造のキャニコム、それに県森林組合が共同で取り組んでいて、林野庁の支援も受けています。

 自動運転型下刈機械は、2026年までに商用化したい考えで、植栽後、手作業で行われることが多い下刈りの負担軽減を図りたいとしています。

NTTドコモ GXビジネス担当
「林業の業界は木を切り出すところは機械でできるようになってきているが、造林、下刈りは機械化進んでいない。そこの一助、支える役割を担いたい」

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