成田空港 高校生向け航空専門学校合同説明会

　人手不足が続く中、航空業界への就職を視野に入れてもらおうと、成田空港では８月２９日、高校生を対象にした航空専門学校の合同説明会が開かれました。

　千葉県内のほか北海道や大阪府など全国の航空専門学校あわせて９校が一堂に会したこの説明会は、成田空港会社が初めて企画したもので、航空業界に興味を持つ夏休み中の高校生らが参加しました。

　普段は立ち入ることのできない制限エリアで行われた飛行機や特殊車両を観察するツアーでは、生徒たちが地上業務を担当するグランドハンドリングのスタッフに手ほどきを受けながら、実際に特殊車両に乗ってみたり、操作してみたりして、仕事のイメージを膨らませている様子でした。

　成田空港会社の担当者は「航空分野に関心を持ってもらい、進路を選ぶきっかけとなれば」と話しています。

参加した生徒は―
「もともと大学と専門学校でずっと迷っていて、専門学校の選択肢も増えたかなと思った」
「飛行機の周りの地上の車両を実際に触れてすごくテンションが上がった」