千葉県の防災拠点 夷隅合同庁舎来月供用開始

　いすみ地域の防災拠点となる千葉県の新しい合同庁舎がこのほど完成し、オープニングセレモニーが８月２９日行われました。

　９月２日の業務開始を前に、大多喜町に建てられた新しい県の夷隅合同庁舎では、オープニングセレモニーが行われました。

　セレモニーでは熊谷俊人知事が「県では地域の防災施設となる合同庁舎の機能強化を進めていますが、新しい合同庁舎は災害時においても業務継続を可能とする災害に強い庁舎です」と挨拶し、大多喜町の平林昇町長など来賓らと一緒にテープカットで新庁舎の完成を祝いました。

　県によりますと、新しい夷隅合同庁舎はこれまで別の場所にあった防災備蓄倉庫を同じ敷地に集約したほか、蓄電池を備えた太陽光パネルを設置するなど防災力の向上が図られているということです。