松戸市の男性５２００万円だまし取られる「携帯悪用されている」とウソの電話

松戸市の男性　５２００万円だまし取られる

　総務省の職員をかたる男らからのうその電話を信じ、千葉県松戸市に住む男性が現金約５２００万円をだまし取られていたことがわかりました。

　警察によりますと２０２４年５月、松戸市に住む７３歳の男性のもとに総務省の職員をかたる男らから「あなたの名義で携帯電話を悪用している人がいる」と電話がありました。

　男らはその後、男性に電話のほか、ＳＮＳで連絡をとり、「口座の現金が犯罪収益か確認したい」と伝え、男性にネット銀行の口座を開設させて現金を移すように指示。

　男性は、ネット銀行を使って指定された口座に現金を振り込み、約５２００万円をだまし取られたということです。

　男性は男らと連絡がとれなくなったことで警察に相談し、騙されていたことに気が付きました。

　警察は「現金を振り込む前に、必ず警察や家族に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。