パラ競泳・鈴木孝幸選手 金メダル１号 千葉県内在住の３７歳 熊谷知事も祝福

　パリ・パラリンピック２日目の８月２９日、競泳の男子５０メートル平泳ぎで、千葉県内に住む鈴木孝幸選手が今大会の日本勢第１号となる金メダルを獲得しました。

　３７歳の鈴木選手は、２００４年のアテネ大会から６大会連続出場の日本の第一人者で、前回、東京大会では５個のメダルを手にしました。

　この日のレースでは抜群のスタートで序盤をリードし、最後は逃げ切ってパラリンピックでの通算メダル数を１１個に伸ばしました。

　この種目は２１歳だった２００８年北京大会以来、１６年ぶりの制覇です。

鈴木孝幸 選手（千葉県内在住）
「自分にとっても、水泳チームにとっても、日本全体にとっても、すごく良いスタートが切れたかなと思っています」

　県ゆかりの選手の金メダル獲得に、熊谷知事は「鈴木選手がこれまで積み重ねてきた成果を発揮したレース運びに胸が熱くなりました。６３０万県民とともに心よりお祝いいたします」とコメントを発表しました。