千葉県内有効求人倍率 ７月は０．９８倍 １０か月連続で１倍下回る

千葉県内有効求人倍率　７月は０．９８倍

　職を求める人１人あたりに対し企業からどれだけの求人があるかを示す、７月の県内の有効求人倍率は０．９８倍で、１０か月連続で１倍を下回りました。

　千葉労働局が８月３０日に発表した７月の県内の有効求人倍率は、前の月と同じ０．９８倍で、１０か月連続で１倍を下回りました。

　産業別にみると、１１の産業のうち９つで新規求人が増加していて、このうち「製造業」では、航空需要の回復による機内食製造の求人が増加したということです。

　ただ、千葉労働局は求職者の数に求人が追い付かず、好転するまでには至っていないと分析しています。

　県内の雇用情勢については、「持ち直しの動きに弱さがみられる」に９か月連続で据え置いています。