“社会福祉に役立てて”鎌ケ谷市にナシ寄贈

　社会福祉に役立ててもらおうと、千葉県鎌ケ谷市内の生産者でつくる組合が９月４日、市にナシ５００キロを寄贈しました。

　４日、鎌ケ谷市で行われたナシの寄贈式に参加したのは、市内約１４０の梨農家でつくる「鎌ケ谷市梨業組合」の松本明宏組合長らで、いまが旬のナシ「豊水」１００箱、５００キロ相当を市に贈りました。

　２０２４年のナシは、収穫直前の８月上旬に雨が多く降ったため、例年より糖度が高く、大ぶりの実がたくさん育ったということです。

　寄贈を受けた芝田裕美市長は、「名産品であるナシの品質向上に研究を重ねられ、市の産業振興にご尽力いただいている」と感謝しました。

　ナシの寄贈は社会福祉に役立ててもらおうと、２００２年から毎年行われていて、寄贈式には老人ホームなど市内１６の福祉施設の代表者らも同席し、芝田市長からナシを受け取っていました。