下着窃盗容疑で逮捕の巡査 停職６か月の懲戒処分

　千葉県警は９月６日、女性の下着を盗んだとして逮捕された、柏警察署の巡査の男を停職６か月の懲戒処分としました。
　巡査は６日付で依願退職しました。

　停職６か月の懲戒処分を受けたのは、柏警察署刑事一課の巡査、石川皓大容疑者（２３）です。

　県警によりますと、石川容疑者は柏署の地域課に勤めていた２０２４年２月、１０代後半の女性が暮らす県内のアパートのベランダに干してあった下着を盗んだとして８月、逮捕・送検されていました。

　また、その後の調べで、２０２３年９月から２０２４年６月にかけて、別の女性に対する盗撮の容疑でも追送検されていました。

　石川容疑者は調べに対し、「若い時から盗撮に興味があった」、「盗撮している過程で実際に下着を手に取ってみたくなった」などと話していて、６日付けで依願退職しました。

　県警の有賀隆首席監察官は、「犯罪を取り締まるべき警察官が窃盗や盗撮行為に及んだことは誠に遺憾であり、被害者並びに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」などとコメントしています。