宿泊税150円一律定額制「適当」検討会議が報告書提出へ 千葉県

宿泊税150円「適当」検討会議が報告書提出へ　千葉県

　千葉県観光振興財源検討会議が９月９日、千葉市内で開催され、宿泊税の制度設計として１人１泊１５０円の一律定額制とする県の方針を「適当」としました。

　会議では、宿泊税を１人１泊１５０円の一律定額制とする県の制度の方針を「適当」としたほか、観光人材の確保やインバウンドの推進などに充てるとする税の使い道についても「方向性は基本的に妥当」としました。

　その一方で、市町村への支援方法に関して、県からは、市町村の事業に対し補助金を交付する形が提案されましたが、委員からは、事務負担が大きくなるなどと懸念する指摘がありました。

　これらの指摘は、留意事項として検討が必要とし、会議は今後９日の内容を踏まえた報告書を取りまとめて県に提出する予定です。