市川市名誉市民 全日警創業者・片岡直公さんと文学者・中津攸子さん

市川市名誉市民　全日警創業者ら２人

　千葉県市川市は９月１１日、市の経済発展や文化振興に貢献した２人に名誉市民の称号を贈りました。

　「市川市名誉市民」の称号が贈られたのは、警備会社大手「全日警」の創業者、片岡直公さん（８７）と、市川に関する歴史書や小説を数多く手がけた文学者、中津攸子さん（８９）の２人です。

　１１日に行われた授与式で、市川市の田中甲市長は「市川市のみならず日本の経済発展に尽力してくださった」と片岡さんの功績を称え、中津さんについては、「文学で市川を多くの人に紹介し、素晴らしい功績を残された」と述べました。

　市川市名誉市民にはこれまで、日本画家の東山魁夷や小説家・永井荷風ら市ゆかりの２１人が名を連ねています。

片岡直公 さん
「市川で生まれて市川で育って市川に住んでいるので、市民として 市川を大事に思うと同時にもっと良くしていただきたいと皆さんにお願いしたい」

中津攸子 さん
「自分の地域に愛や情熱の気持ちを大事にしていこう。世の中も全部大事にしていこうと思うような子どもになってもらえるようなものを残せたらいいなと思う」