「秋の全国交通安全運動」出動式 日没後の事故防止へ早めのライト点灯を

　「秋の全国交通安全運動」が９月２１日から始まるのを前に、１７日、千葉県庁で出動式が行われました。

　出動式には県や県警、それに県交通安全協会の職員ら約１００人が出席しました。

　冒頭、熊谷知事は、「多くのドライバーや歩行者に向けて啓発し、県の安全安心の度合いを増していく」とあいさつし、県警の宮沢忠孝本部長は、「県民の交通安全意識を高め、悲惨な交通事故の根絶に取り組む」と決意を述べました。

　その後、千葉市内の幼稚園児たちが交通安全を誓いました。

幼稚園児
「飲酒運転は絶対にしないでね！みんなで交通事故のない安全な千葉県にしましょう」

　県警によりますと、県内では２０２４年、交通事故で亡くなった人は９月１２日までで９５人に上り、東京都と並んで全国ワースト１位となっています。

　秋は日照時間が短くなるにつれて、夕暮れから夜にかけての交通事故が増える傾向にあり、警察は反射材の着用や早めのライト点灯を呼びかけています。

　「秋の全国交通安全運動」は、９月２１日から３０日まで行われます。