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地価の平均変動率3.7% 10年連続上昇

チバテレ+プラス / 2024年9月17日 17時29分

地価の平均変動率3.7% 10年連続上昇

 千葉県は9月17日、土地取引価格の指標となる地価の調査結果を公表しました。
 前の年と比べた県全体の平均変動率は3.7%で10年連続で上昇しました。

 調査は、7月1日を基準日として県内の884地点で行われました。

 県全体の平均となる全用途の平均変動率は、3.7%で10年連続で上昇し、上昇率はバブル崩壊以降、最も大きくなりました。

 用途別にみても、いずれも過去5年で最大の上昇率で、特に工業地はインターネット通販の拡大や金融緩和の影響による物流施設用地の需要の高まりから9.9%と二桁に迫る伸びとなりました。

 市町村別では住宅地で流山市が10.6%と調査開始以来初めてトップの上昇率となり、商業地の上昇率第1位は、円安によるインバウンド需要で好調な商業施設を抱える浦安市でした。

 ワーストは、住宅地が銚子市でマイナス2.7%、商業地がいすみ市でマイナス1.8%となりました。

 一方、価格で見ますと、県内で最も高かったのは市川市八幡2丁目の商業地で1平方メートルあたり256万円でした。

 千葉県地価調査鑑定評価員の高松芳壮代表幹事は、都心部へのアクセスの良さや湾岸部の新たな道路網への期待などが地価上昇の要因と分析し、今後については金利の上昇や2024年問題の影響を注視する必要があるとしています。

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