警察学校卒業式 159人が新たな門出 千葉県東金市

　千葉県東金市にある警察学校で９月３０日卒業式が行われ、新人警察官たちが新たな門出を迎えました。

　卒業式に臨んだのは、２０２４年４月から半年間にわたり、法学や逮捕術など警察官としての基礎を学んできた１５９人です。

　右田和実校長から代表者に卒業証書が手渡されたあと、一人ひとりの赴任先と名前が読み上げられ、卒業生たちはやる気に溢れた様子で返事をしていました。

　右田和実校長が「純粋な気持ちで先輩から学び、チャレンジ精神を忘れず業務に励んでほしい」とエールを送り、県警の宮沢忠孝本部長も、「熱意を忘れず、困っている県民に寄り添う警察官になってほしい」と訓示しました。

　卒業生たちは、３０日から県警本部や県内３０の警察署に配属され、第一線で新たな一歩を踏み出します。

　新人警察官は―
　「（学校生活は）厳しいこともたくさんあったが、同期と協力して半年間を乗り越えられた」「県民の皆様から信頼・期待される警察官になりたい」

　「千葉県警の一員として現場で活躍できることがやっと来たかという気持ちでとても嬉しい。困っている県民を助けられるだけの強さと優しさを兼ね備えた警察官になりたい」