桜田義孝元五輪相 今期限りの引退表明 次期衆院選に出馬せず 現在８期目

桜田義孝元五輪相 今期限りの引退表明

　自民党千葉県連の会長で東京オリンピック・パラリンピック担当大臣などを務めた桜田義孝衆議院議員が今期限りでの引退を表明しました。

　桜田義孝議員は９月３０日、次期衆議院選挙に立候補せず、今期限りで引退することを書面で発表しました。

　桜田氏は柏市議会議員、千葉県議会議員を経て、１９９６年千葉８区から立候補し衆議院議員に初当選。途中、落選も経験しましたが比例での復活を含め現在８期目です。

　この間、文部科学副大臣、東京オリンピック・パラリンピック担当大臣などを歴任し、千葉県連会長を８期務めています。

　失言が取り上げられることも度々ありましたが、書面では「マスコミの皆様に叱咤激励を頂いたことも充実した良い経験になりました」としています。

　関係者によりますと、柏市議を務める長男が８区からの出馬に意欲を示していて、県連は公募で後継選びを進める方針です。