いすみ鉄道が脱線事故 けが人なし 乗客の多くは通学途中の高校生

いすみ鉄道が脱線事故 けが人なし

　１０月４日、午前８時過ぎ、いすみ鉄道の列車が脱線する事故がありました。
　乗客乗員にけがはありませんでした。

　いすみ鉄道によりますと、４日午前８時過ぎ、千葉県いすみ市刈谷の国吉駅から西に約５００メートルの地点で、大多喜駅方面に向かっていた２両編成の列車が脱線しました。

　走行中に大きな異音を聞いた運転士が列車を緊急停止し、脱線していたことが分かりました。

　乗客１０４人と運転士にけがはありませんでした。

　乗客の多くは県立大多喜高校の生徒で、会社が手配したバスで学校に向かったということです。

　この事故の影響でいすみ鉄道は全ての区間で運転を見合わせていて、現在のところ、運転再開の見通しは立っていないということです。

　いすみ鉄道は国土交通省の職員らと事故の原因を調べるとともに、今夜は代行バスを手配して、乗客を輸送することにしています。