パイプオルガン再設置ＣＦ実施中 千葉県習志野市 目標は６０００万円

　千葉県習志野市は１０月１日から、新たな文化ホールにパイプオルガンを再び設置するかどうかを決めるクラウドファンディングを実施しています。
　寄せられた寄付は７日昼までで、目標金額の４分の１を超えました。

　クラウドファンディングは１０月末まで実施され、目標金額の６０００万円に達しない場合は、パイプオルガンを再設置せず、全額を返金します。

　ふるさと納税型のクラウドファンディング「ＣＡＭＰＦＩＲＥ」を活用し、５００円から寄付ができ、寄付は７日正午時点で、１０７３人から１５８６万円余りに上っています。

　パイプオルガンは、１９７８年に開館したＪＲ津田沼駅前の習志野文化ホールに、公共ホールとしては日本で初めて設置され、コンサートなどで利用されてきました。

　老朽化している文化ホールは駅前の再開発に伴い新しく整備されますが、新しい文化ホールにパイプオルガンを再設置するかどうかは、多額の費用が必要となるため、市民の賛否が割れています。