車の盗難相次ぎ関連団体が撲滅宣言 県内で全国ワースト上回るペース

　千葉県内で車の盗難が相次いでいることを受け、自動車関連団体が１０月７日、盗難の撲滅へ向けた宣言を行いました。

　「自動車盗難撲滅宣言」を行ったのは、県内のディーラーなど２０の団体でつくる協議会です。

　協議会の出野祥平会長は、「防犯対策の推奨、警察への速やかな通報、団体間の情報共有を強化します」と宣言しました。

　また、千葉県警と連携し、防犯グッズを配るなど啓発活動に取り組むことも確認しました。

　県警によりますと、２０２４年１月から９月までに、県内で発生した自動車の盗難は５６３件で、全国ワーストだった２０２３年を上回るペースで推移しているということです。

　県警や協議会は、ハンドルロックや警報装置など、複数の防犯対策を組み合わせるよう呼び掛けています。