男女がともに活躍する社会へ 組織文化の変革を 千葉市でイベント

男女がともに活躍する社会へ 組織文化の変革を　千葉市

　男性も女性もともに活躍できる社会の実現を目指そうと、女性の活躍が組織内にもたらす効果などついて話し合うイベントが１０月８日、千葉市で行われました。

　この「男女共同参画サミット」は県内の男女共同参画の機運を高めようと県などが企画したもので、県内企業の経営者など約２００人が参加しました。

　パネルディスカッションには熊谷知事のほか、千葉銀行で初めて生え抜きの女性取締役となった淡路睦さんや２０２４年度、国の「女性のチャレンジ賞」を県内で初めて受賞した建設業経営の牧野嶋彩子さんらが登壇しました。

　パネリストたちは自身の経験に基づく悩みや課題、それを乗り越えた方策などを紹介し、熊谷知事は女性の登用に関する県内の現状を述べたうえで、「課題解決にむけた意識改革や環境づくりを社会全体で進めていく必要がある」と話しました。

　主催した県は「これをきっかけにそれぞれの企業などで組織文化の変革に取り組んでいただければ」と話しています。