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ご当地カードゲームで地域振興 製作者の思いは 地元名産「ナシ」をテーマに

チバテレ+プラス / 2024年10月10日 13時0分

ご当地カードゲームで地域振興 製作者の思いは

 千葉県市川市でコミュニケーションの輪を広げようと、名産の「ナシ」をテーマにしたご当地カードゲームがこのほど発売されました。
 製作者にその思いを聞きました。

 9月30日に発売されたのは、市川市の名産・ナシをテーマにしたカードゲーム、「IPPON」。

 手札にはナシの皮や数字が描かれていて、参加者は皮が切れないように協力して、大きい数字と小さい数字を交互に繰り出していくゲームです。

 このゲームを作ったのは、市川市のゲーム工房「つくえといす」の片平直樹代表、41歳です。

ゲーム工房「つくえといす」 片平直樹 代表
「自転車でいうと補助輪がついているようなニュアンス、あえてめちゃくちゃシンプルにしている。3歳の子どもに親が横でサポートしやすいルールはどうだろうと考えている」

 周りの人を楽しませるのが好きで、かつては放送作家として、テレビ番組のクイズ作りなどで活躍していた片平さんですが、カードゲームの世界に進んだきっかけは、10年ほど前にありました。

ゲーム工房「つくえといす」 片平直樹 代表
「ボードゲームをしながらお酒が飲める居酒屋に行った。なんか学童の記憶に戻った。大人が童心に返るきっかけを与えられるイベントをやろうと思った」

 その後は、オリジナルゲームを作ったり、都内を中心にゲームイベントを開いたりするようになり、2023年初めて、地元・市川のご当地カードゲームを制作しました。

ゲーム工房「つくえといす」 片平直樹 代表
「喜ばせたいのは、小中学校の同級生やその親御さん、未来の子どもたち、近所のおばさんやおじさん。市川市内でなるべく身近な人たちを喜ばせたいというのが走りだった」

 カードには市川で採れる4種類のナシのほか、花言葉や雑学が添えられ、遊び心に溢れています。

 また、ナシ以外にも地元の商業施設、「ニッケコルトンプラザ」とコラボした、カードゲームもこのほど発売され、地域を盛り上げようという輪は広がりつつあります。

ゲーム工房「つくえといす」 片平直樹 代表
「ゲームを通じて、例えば高齢者と子どもでコミュニケーションが起こるのが望ましい。その輪を広げていきたい。ボードゲーム部が小・中学校で増えてくると、“ボードゲームの街”になるのではないかと思っている。そんな動きができたら飛び跳ねて喜ぶ。そんな未来のためにアプローチして広げていきたい」

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