異文化理解促進へ 佐倉高校でドイツの高校生と交流授業

　国際交流に力を入れる佐倉高校で１０月１０日、日本文化に興味を持つドイツの高校生を招いた交流授業が行われました。

　佐倉高校を訪れているのは、千葉県の姉妹都市で、佐倉高校とも交流のあるドイツ・デュッセルドルフ市の高校生１８人です。一行は１０月７日から生徒の家でホームステイしながら授業を受けています。

　この日の１時間目は１年生の「地理」の授業に参加し、地図帳やタブレットを使ってお互いの住んでいる街を紹介しながら交流を深めました。

　授業では、ドイツの生徒から「ドイツ人は電車で簡単に他の国へ遊びに行く」などと日本との違いを紹介する場面も見られ、生徒たちは両国の地形や文化への理解を深めていました。

　授業での交流は明日まで行われる予定で、佐倉高校の大野教頭はこうした機会を通じて「世界で活躍する人材を育てたい」と話しています。

参加したドイツの高校生はー
「日本はとても面白い国で、ドイツと文化が全く違うのでずっと体験してみたかった」
「ドイツと違い、みんな制服を着ているのが良いと思う。先生たちも学校生活もとても素晴らしい」

ホームステイを受け入れている生徒はー
「違う文化の人たちと同じ部屋で生活するのは最初はあまり慣れなかったが、だんだんと打ち解けて、いまではけっこう楽しく過ごしている」