衆院選公示まであと4日 船橋市選管の対応は

　衆議院議員選挙の公示が４日後に迫るなか、新設された１４区がある、千葉県船橋市の選挙管理委員会も準備に追われています。

　今回の衆院選から、県内の小選挙区数は１つ増え、１４になります。

　なかでも船橋市は、これまでは市の南部が４区、北部が１３区でしたが、今回から東西に分かれ、選挙区はこれまでの４区と新設の１４区になりました。

　船橋市選挙管理委員会事務局の西村俊哉事務局長はその影響を次のように話します。

船橋市選挙管理委員会事務局　西村俊哉 事務局長
「“私はどちらの選挙区になるのか”とか、そんなに多くはないが問い合わせ自体はある。本当はもう少し期間に余裕があれば２回、３回と周知をできたかもしれないが、今回は1回だけでの周知になるので、そこは大変だと思っている」

　市内では、選挙区の変更でこれまでと投票所が変わる世帯が５５００世帯ほどあり、市選管は１０月１１日、対象者に対し案内を発送しました。

　また、１０月１８日には、選挙を特集する市の広報誌の臨時号を発行し、区割り変更などを改めて周知する方針です。

　また、期間が短いことでの影響も出ていて、本来は公示日前に手元に届く入場整理券は、準備が間に合わず、公示後に各世帯に到着することが見込まれるということです。

船橋市選挙管理委員会事務局　西村俊哉 事務局長
「本人確認ができて名簿を確認できれば投票することはできるので、投票への影響は心配ないと思うが、事務手続き上、若干時間がかかる場合がある。とりあえずミスなく確実に事務を進めていきたい」