京葉臨海地域の活性化や地方創生など 知事に要望

　千葉県内企業などで構成する千葉県経済協議会は、京葉臨海地域の活性化や地方創生の実現などを求める県への提言と要望書をまとめ、１０月１１日、熊谷知事に手渡しました。

　千葉県経済協議会は、毎年、会員企業へのアンケートを基に、県への提言と要望書を提出し、経済政策や予算編成に反映するよう求めています。

　２０２４年度は地方創生による地域活性化や、道路整備の促進・防災など大きく４つの項目を掲げています。

　このうち多くの会員企業が立地する京葉臨海地域については、脱炭素化やDX=デジタルトランスフォーメーションへの対応が迫られる中、原材料費の高騰や人手不足の問題などで厳しい経営環境に置かれているとして、設備投資に対する財政支援の強化などを求めています。

　県経済協議会の山﨑清美会長から要望書を受け取った熊谷知事は、「千葉県の経済の成長には皆さんの協力が欠かせません。しっかりと拝読させて頂きます」と挨拶しました。