JR千葉駅前で不正薬物などの密輸撲滅キャンペーン

　不正薬物などの密輸を防止しようと、ＪＲ千葉駅前で１０月１６日朝、街頭キャンペーンが行われ、税関職員らが通勤客らに情報提供などを呼びかけました。

　このキャンペーンには、海からの密輸を取り締まる千葉税関と、貿易の手続きを行う通関業者の職員など計１５人が参加し、通勤客らに啓発グッズを配りました。

　啓発グッズは、匿名の情報提供サイトにアクセスできる二次元コードが印刷されたウェットティッシュなどで、参加者らは通勤客らに「密輸撲滅にご協力ください」などと呼びかけていました。

　千葉税関によりますと、県内では２０２４年５月、館山市の漁港でコカイン約１７８キロが、日本人を含む計８人による密輸事件があり、千葉税関の担当者は「県内に住む人には密輸事件は身近にあるという認識を広めていきたい」と話しています。

横浜税関　千葉税関支署　宮﨑克和 統括審査官
「（船舶での密輸は）引き続き深刻な状況が続いている。密輸に関することがあったら、どんな些細な事でも構わないので税関に知らせて」