市川市の住宅強盗 関与したとみられる男が神奈川県の警察署に出頭

市川住宅強盗　関与とみられる男出頭

　１０月１７日、千葉県市川市の住宅が荒らされ、現金などが盗まれた事件で、関わったとみられる男が１８日未明、神奈川県の警察署に出頭しました。
　千葉県警は容疑が固まり次第、男を逮捕する方針です。

記者リポート
「きょう未明、神奈川県内の警察署に出頭し、この事件に関与したとみられる男は、現在は市川警察署に移送され、取り調べを受けています」

　この事件は１７日 午前７時ごろ、市川市柏井町の住宅で、窓ガラスが割られ、現金や車が盗まれているのを、夜勤から帰宅した７２歳の母親が見つけたものです。

　事件後、当時、自宅にいた５０歳の娘の行方がわからなくなっていましたが、１７日 午後１０時ごろ、埼玉県川越市の宿泊施設で保護されました。

　娘は、押し入ってきた３人組の男に殴られたり縛られたりするなどの暴行を受けた上で、連れ去られたとみられ、全身に打撲のけがをしていますが、命に別状はないということです。

　県警は娘を監禁したとして、近くにいた住居、職業いずれも不詳の藤井柊容疑者（２６）を現行犯逮捕しました。

　藤井容疑者の指紋は、神奈川県横浜市の強盗殺人事件の現場住宅でも検出されていたことが捜査関係者への取材で分かっています。

　県警は、出頭してきた男の容疑が固まり次第逮捕する方針で、もう１人の行方も追っています。