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JR久留里線検討会議 「自動車中心の交通体系への移行」報告書案示される

チバテレ+プラス / 2024年10月21日 17時34分

久留里線検討会議「自動車中心の交通体系への移行」

 JR久留里線の今後の在り方を検討する会議が10月21日君津市で開かれ、「自動車中心の交通体系への移行により、より利便性の高い地域公共交通が実現できる」とする報告書を取りまとめました。

 赤字が続くJR久留里線の久留里、上総亀山駅間を巡っては、自治体や沿線住民、専門家らで作る検討会議が2023年から今後の在り方を議論してきました。

 21日の会議で示されたこれまでの検討結果の報告書案では、沿線地区の移動需要は、多くても一度の輸送で25人程度で買い物などの需要も散発的として鉄道を含む従来の交通サービスは「移動需要に適していない」と指摘。

 そのうえで「自動車中心の交通体系への移行により、より利便性の高い地域公共交通が実現できる」と提言しています。

 検討会議は非公開で、会議終了後の県などの説明によりますと報告書案に対し、「“鉄道廃線”を結論づけるものではない」といった発言があったものの、住民代表を含め、異論は出なかったということです。

 このため検討会議は今回で終了とし、とりまとめた報告書は公表する予定です。

 検討会議の開催を申し入れたJRの担当者は、「より利便性の高い交通手段を実現するため、どんなことが望ましいか今後、検討していきたい」と述べました。

 報告書の提言通り、「自動車中心の交通体系への移行」を具体化する場合、法定協議会である君津市地域公共交通会議で決めていくことになります。

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