鎌ケ谷市の住宅に侵入 容疑者のひとりが“免許証を指示役に送付”と供述

　首都圏で相次ぐ強盗事件のうち、１０月に千葉県鎌ケ谷市で起きた強盗目的とみられる住宅侵入事件で、容疑者のひとりが「運転免許証の写真を指示役に送った」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかりました。

　この事件を巡っては、東京都の会社員、河合優介容疑者が１０月１４日未明、仲間と共謀して、鎌ケ谷市内の住宅に窓ガラスを割って侵入したとして逮捕され、２４日、身柄が千葉地検に送られました。

　また、東京都の保育士、前田祐一郎容疑者も、住居侵入の疑いで逮捕、送検されていて、これまでの調べで、ＳＮＳで『資金調達』と検索し、闇バイトに応募したことなどがわかっています。

　捜査関係者によりますと、前田容疑者はさらに、「運転免許証の写真を秘匿性の高い通信アプリで指示役に送った」という趣旨の供述もしているということで、県警は、個人情報を把握され追い込まれて、事件に関わった可能性もあるとみて調べを進めています。