千葉県誕生150周年記念事業 「今後も官民連携」の方針を確認

県誕生150周年記念事業　「今後も官民で連携を」

　２０２４年６月まで１年にわたり県や市町村、それに民間企業や団体が一緒に取り組んだ千葉県誕生１５０周年記念事業の会議が１０月２４日に開かれ、今後も事業の趣旨を絶やさず、官民で連携していく方針を確認しました。

　この会議は、記念事業を官民が一体となって進めるために、２０２２年に設置されたもので、２４日が最後の開催となりました。

　会議では事業の成果として、展開してきた活動が動画で紹介されたほか、経済波及効果なども報告されました。

　また、事業終了後の県の取組みとして、「ちば文化資産」を活用した活動などへの補助金制度が説明され、県の文化や魅力を発信してきた記念事業の趣旨を継承していく方針が示されました。

　出席者からは、「一過性のものにせず引き続き連携していきたい」等の意見が上がりました。

　最後に熊谷知事は、「今回の絆や縁をいかに広げていくかが問われてくる。今後も官民が一体となり、県の総力を結集できるような機会を作っていきたい」と述べ、会議を締めくくりました。