熟練ハンターが伝授 狩猟の技術身に着けて 有害鳥獣駆除の人材確保へ見学ツアー
チバテレ+プラス / 2024年11月4日 17時22分
千葉県内ではイノシシやシカなど有害鳥獣による被害が深刻化しています。
こうした中、有害鳥獣を駆除する人材の確保につなげようと、君津市で11月4日、狩猟免許を持つ人を対象にした見学ツアーが行われました。
ツアーは県内で有害鳥獣の駆除に当たる人材を確保しようと県が主催したもので、地元の熟練ハンターを講師に迎え、県内外から約60人が参加しました。
参加者はまず、山道を歩いて、講師から獣道の見分け方などを教わり、その後、イノシシやシカなどを捕獲する罠の種類や設置方法について説明を受けました。
そして、実際に罠を触り、木の棒を動物の足に見立てて作動させるなどして、その強度を確かめていました。
県によりますと、県内では、有害鳥獣の駆除に当たる人材が高齢化とともに年々減少していて、2023年度の有害鳥獣による農作物の被害総額は、3億3000万円に上っています。
また、住宅の花壇などを荒らすキョンの被害も増えていて、その推定生息数は10年間で倍以上に増え、2023年度は8万6000頭に上ったということです。
県自然保護課 磯谷明彦 副課長
「狩猟免許を持っていても捕獲などの活動に取り組めていない人に体験してもらい、(県内で今後)有害鳥獣の捕獲の活動に取り組んでもらえればうれしく思う」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ヒグマ駆除「不安なくできる仕組みを」 北海道と猟友会、国に要望へ
毎日新聞 / 2024年11月16日 9時28分
-
千葉で野生動物の皮を活用するためのプロジェクトを11/30まで実施!「地域の課題を資源に変えるための皮革加工所づくり」
@Press / 2024年11月15日 10時45分
-
北海道猟友会がヒグマ駆除拒否を検討、道は報道で把握「情報収集中」 ハンターの担い手どうなる?
J-CASTニュース / 2024年11月14日 20時10分
-
【岡山理科大学】獣医学部が開発協力したジビエのペットフード発売!
@Press / 2024年11月6日 11時0分
-
富士山麓の自然を野生シカの食害から守れ! 山梨のジビエ施設好発進「プラスの存在へ」
共同通信 / 2024年11月3日 17時4分
ランキング
-
1稲村陣営がSNSが選挙期間中に凍結 刑事告訴の方針「選挙戦で自由な発信ができなくなった」 兵庫県知事選
MBSニュース / 2024年11月21日 19時25分
-
2「疑問を晴らすため」エマニュエル氏が柏崎刈羽原発へ 米駐日大使として初
日テレNEWS NNN / 2024年11月21日 17時26分
-
3生後2カ月の次男が意識不明 傷害容疑で巡査長を書類送検 福岡県警
毎日新聞 / 2024年11月21日 19時37分
-
4自民、「闇バイト」対策に本腰 調査会のトップは高市前経済安保担当大臣
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月21日 16時25分
-
5男子大学生が低酸素脳症で死亡、殺人と詐欺の罪に問われた男の控訴棄却…懲役30年判決を支持
読売新聞 / 2024年11月21日 14時8分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください