全国高校サッカー県大会準決勝 日体大柏と流経大柏が勝利 決勝は１１月９日

　目指すは全国の舞台。そして日本一。
　第１０３回全国高校サッカー選手権大会千葉県大会、準決勝が１１月３日に行われ、決勝の切符をかけた熱戦が繰り広げられました。

　準決勝第一試合は去年の決勝と同じカードとなりました。

　前回大会・全国ベスト４の市立船橋と、大会ぶり２回目の全国選手権を目指す日体大柏の一戦です。

　試合は前半２８分、日体大柏がこぼれ球からゴール前にパス。

　押し込んだのはフォワードの小泉ハーディ！日体大柏が１点を先制します。

　追いつきたい市立船橋は後半１３分。

　クロスにあわせたのはフォワードの伊丹俊元！

　市立船橋が１対１の同点に追いつきます。

　試合はこのまま延長戦にもつれますが、決着はつかず。

　決勝への切符はPK戦に託されます。

　止めれば日体大柏の勝利となる４本目。

　守護神の早川ウワブライトが見事なセーブ！

　去年の王者・イチフナは後一歩届かず… 日体大柏が決勝進出を決めました。

日体大柏　早川ウワブライト 選手
「PK戦になって自分が絶対ここを止めて、チームを勝たせてやると思っていたので、すごく強い気持ちで入っていた。この決勝勝つために全員で集中して次の試合迎えていきたい」

　準決勝の第２試合は、八千代と流経大柏の一戦です。

　前半１７分、１点を追いかける八千代。

　１０番・平川璃迅のゴールで同点に！

　しかし、前半３８分でした。

　流経大柏ダブルキャプテンの一人、佐藤夢真がヘディングゴール！１点を勝ち越します。

　その後も１点を追加した流経大柏が３対１で勝利。３大会ぶりの決勝進出を決めました。

　日体大柏と流経大柏の決勝は１１月９日に行われ、全国選手権に出場する高校が決まります。

流経大柏　佐藤夢真 主将
「ここまで積み上げてきたものがあるので、しっかり出して優勝したい」