米大統領選受け知事 県内への影響を注視

　アメリカの大統領選挙で共和党のトランプ氏が再選したことについて、熊谷知事は１１月７日、アメリカの政策の変化によっては県内にも影響が及ぶとして注視する姿勢を示しました。

　熊谷知事は、トランプ前大統領の再選の背景について、民主制の政治家の一人として「アメリカの大きな政治的潮流をしっかり理解して受け止めたい」と述べました。

　また、輸入品への関税引き上げや化石燃料の生産拡大など新しい大統領による政策の転換で、日本にもさまざまな影響が及び、千葉県にも影響が出る可能性があるとして、次のように述べました。

千葉県　熊谷俊人 知事
「成田空港は日本最大の貿易港。半導体製造装置などが国際的なサプライチェーンの下で行き来している。対中政策含め関税や輸出関係の政策に変化あれば、当然何らかの影響受けたりする。エネルギー政策も変化あれば、京葉コンビナートでLNG含めさまざまな形でエネルギーがもたらされ発電されているので影響受ける可能性ある。良い面も悪い面も想像されるので注視していく必要がある」