「永井荷風文学賞」創設 市川市と三田文学会
チバテレ+プラス / 2024年11月7日 17時7分
千葉県市川市ゆかりの作家、永井荷風にちなんだ文学賞が創設されました。
明治、大正、昭和にわたって活躍した日本近代を代表する作家、永井荷風。
晩年を市川市で過ごしたことなどの縁から、2004年に「名誉市民」の称号が与えられていて、11月7日、市川市の市制施行90周年の記念事業として「永井荷風文学賞」が創設されました。
賞は、小説、随筆、評論など幅広い分野の中から優れた作品を称える「文学賞」と、新進気鋭の書き手を発掘する「新人賞」の2部門で、荷風が初代編集長を務めた「三田文学会」と市の共催で、毎年、選考が行われます。
会見に参加した孫の壮一郎さんが、「世の中に出ることを目指す作家を応援できるような賞になってほしい」と期待を寄せると、田中甲市長は「市川市の文化度の高さを発信していきたい」と話しました。
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