心疾患患者の重症化防止へ 運動習慣定着アプリ
チバテレ+プラス / 2024年11月7日 17時45分
千葉市は、心不全などの心疾患患者の重症化を防ぐため、先進的なテクノロジーを活用して患者に運動する習慣をつける取り組みを11月7日から始めます。
千葉市 神谷俊一 市長
「ICTやAIなどの技術は日々進歩している、多くの課題解決につながる可能性ある。予算や職員数などの制約もあるが、克服してサービスの質向上につながる可能性あると思っている。市民や事業者と一体で新技術を活用した課題解決を図って快適なまち作り進めていきたい」
市によりますと心疾患は、日本人の死因の第2位で、再発を繰り返しやすく、患者の入退院による病床の圧迫や医療費の増大が社会的な課題になっています。
取り組みは、市のスマートシティ実証補助事業として、市立病院など市内4つの医療機関の心疾患患者で、医師から運動を許可された市内在住か在勤の人を対象に行います。
対象者に、スマホやスマートウォッチで使えるNTTコミュニケーションズのアプリ「みえるリハビリ」を提供し、アプリに従って自宅で運動やリハビリに取り組みます。
このアプリでは、心拍数と運動時間も管理できるため、心疾患の重症化を防ぐ運動習慣が安全に身につくようになるということです。
今回の対象は50人で、市は2025年3月、50人の運動目標の達成状況や行動変容などの効果を検証します。
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