「被害者が置かれている状況に理解を」犯罪被害者への配慮など呼びかけ

　１１月２５日から始まる犯罪被害者週間を前に、千葉市では２１日、千葉県警の警察官らが犯罪被害者への支援などを呼びかけました。

　啓発イベントには、県警や県のほか、県内大学の防犯ボランティア団体などからあわせて６０人ほどが参加しました。

　参加者たちは、県警の相談窓口を案内するチラシなどを配って、犯罪被害者への支援を呼びかけました。

　また、会場では県警音楽隊によるコンサートも開かれ、司会役の女性警察官が会場の人たちに闇バイトに巻き込まれて犯罪に関わらないよう注意を呼びかけていました。

　県警の依田泰尚犯罪被害者支援室長は「被害者が置かれている状況を理解してもらい、地域全体に支援の輪を広げるきっかけになれば」と話していました。