「良い社会づくり目指して」 生保会社が福祉巡回車や募金を贈呈

　地域の福祉活動に役立ててもらおうと、千葉県内に営業拠点をもつ生命保険会社でつくる団体が１２月４日、社会福祉協議会などに福祉巡回車や募金を贈りました。

　寄贈したのは生命保険協会千葉県協会で、４日、千葉市で寄贈式が行われました。

　式では千葉県協会の土屋和哉会長から佐倉市社会福祉協議会に福祉車両１台が贈られたほか、県社会福祉協議会や子ども食堂を運営する団体など１３団体に募金や助成金が贈られました。

　協会によりますと、募金は、協会に加盟する県内２２社の生命保険会社で働く職員から寄せられたもので、こうした寄贈は５０年以上前から続き、これまでの募金の総額は１億５０００万円以上に上るということです。

　協会では「誰もが住みなれたまちで暮らしていけるよう、引き続き、地域社会に貢献していきたい」と話しています。

生命保険協会　千葉県協会　土屋和哉 会長
「千葉県で働いている約１万人の生命保険業界の従業員一人ひとりが、地域の皆さんの役に立ちたいという熱い思いで半世紀以上継続している。これからも従業員とともに良い社会づくりに取り組んでいきたい」