主要会派の議員が本会議を一時退席 異例の一般質問に 千葉市議会

主要会派の議員退席 異例の一般質問

　千葉市議会で１２月９日、主要な会派の議員が本会議を一時退席し、定員５０人のうち１６人の議員しか出席せずに一般質問が行われる異例の事態となりました。

　議場を退席したのは「自民党市議団」や「立憲民主・無所属市議団」など４会派３７人で、９日の一般質問で登壇した７人のうち、最後の登壇となった無所属の桜井崇議員の一般質問を前に一斉に退席しました。

　請願の偽造問題で辞職勧告決議を受けた桜井議員が一般質問を行うのは「認められない」と抗議した格好で、本会議の開会に必要な出席人数を満たさず、一時休会となりました。

　本会議は石川弘議長の意向で、地方自治法の例外規定に基づいて再開されましたが、最終的に１６人しか出席しない議場で一般質問が行われる異例の事態となりました。

　千葉市議会は１０日も一般質問が行われますが、９日に退席した会派はいずれも出席するということです。