新商品の開発など経営目標に向け果敢に挑む企業を表彰 千葉県

　新商品の開発など、経営目標に向けて果敢に挑み模範となる実績を達成した中小企業を表彰する、県の「経営革新優秀企業」に２０２４年は３社が選ばれました。

　県庁では１２月１０日、表彰式が行われ、熊谷知事から受賞した企業３社に表彰状が手渡されました。

　今回表彰されたのは県内の中小企業３社で、最優秀企業賞には建築関係の測量を行う印西市の松本測量が、優秀企業賞にはいずれも製造業で市川市の平田精機と松戸市のスズキ機工が選ばれました。

　最優秀企業賞の松本測量は、ロボット導入が進む物流倉庫などの建築において、これまで以上に高精度な測量が必要になったことを踏まえ、３Ｄレーザースキャナーを導入した新しい測量システムを開発しました。

　その結果、外資系企業との取引が増え、約５年間で売上高を２倍以上に伸ばしたということです。

　式典で熊谷知事は３社に対し「どれも創意工夫やチャレンジ精神に溢れていて、非常に感銘を受けた」と労っていました。

松本測量 松本光宏社長「みんなができることを当たり前にやっているだけではこれからは淘汰されていくと思っている」「他にはできない新しい技術を考えて、しっかり建築現場に貢献できるよう開発進めたい」