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“小さくても大人気” 香取のサツマイモ海外へ 1年間で170トン

チバテレ+プラス / 2024年12月12日 17時31分

“小さくても大人気” 香取のサツマイモ海外へ 1年間で170トン

 サツマイモの名産地 千葉県香取市では、国内向けとは少し違う形でサツマイモを海外に輸出する取組みが広がっています。

記者リポート
「いまサツマイモの入った箱に、輸出用のシールが貼られています」

 香取市荒北でサツマイモの梱包、出荷などを行うこちらのセンターでは、海外に輸出されるサツマイモが選別されていました。

 このサツマイモ、国内向けとは異なり、形が整ったものと、キズがついたり均一でなかったりするものを同じ箱に梱包していて、サイズは比較的小さいものになっています。

JAかとり 販売部園芸課 香取眞澄 さん
「10年ぐらい前まではどうしても国内向けだと小さなSサイズの芋は人気がないということで。マレーシアで(県が)トップセールスを行ったところ評判が良かったということで、約10年前から輸出を徐々に始めてきた。重さだけ測って基本的にはよほど悪いもの以外は出荷ということになっている」

 約10年前にJA全農ちばが主体となって海外のスーパーマーケットに焼き芋を作る機械を提供、サツマイモの主な輸出先となっているマレーシアではいま、食べ歩きスイーツとしてサツマイモの人気に火が付いているということです。

JA全農ちば 出口浩太郎 さん
「焼き芋で食べるというのが現地の人にマッチした。焼き芋にすることで日本のほうが(海外のものより)大きくて甘いというところが出たことが一番決め手。(現地の)スーパーの人に聞くと、焼き芋が売れた3倍くらい生イモが売れるようになったという。いろいろな国からもっとイモを頂戴という話をもらっているような状況」

 JAかとりでは2024年1月から12月末までの1年間で、170トンのサツマイモを輸出する予定です。

 さらに、2023年11月の知事の台湾訪問をきっかけに、12月からは台湾への輸出もはじまっていて、JAでは、更なる市場拡大に期待を寄せています。

JA全農ちば 出口浩太郎 さん
「規制が緩和された台湾、香港というのは、一つの大きなターゲットになってくると思う。今後は輸出用ということで生産者の人にも理解をもらいながら、輸出用の育て方であったり品目であったりを(JAかとりと)一緒に作っていきたい」

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