“エンタメ”要素充実した作品も 「マインクラフト」優秀作の小中高生を表彰

　仮想空間の中でものづくりを体験できるゲーム、「マインクラフト」の千葉県主催コンテストの表彰式が１２月１７日、千葉市内で行われました。

　県のマインクラフトコンテストは、小学生から高校生までが対象で、建設業の魅力を知ってもらうことやプログラミングによる課題解決能力を育成することを目的に、２０２３年度初めて開催されました。

　２回目の開催となった今回は、前回の約３倍にあたる６００件あまりの応募が寄せられ、表彰式では優秀な作品を作った１８人と５チームに表彰状が贈られました。

　このうち、県知事賞に輝いた、浦安市立美浜北小学校５年の垰本光輝さんの作品は、道路やトンネルなどが本物さながらに作られ、その完成度の高さが評価されました。

　一方、県教育長賞を受賞した、県立市川昴高校の「チーム伸澤」は、作品の世界の随所に　動きのある仕掛けをプログラミングで盛り込み、エンタメ要素も充実した作品に仕上げたということです。

県知事賞　浦安市立美浜北小学校　垰本光輝 さん
「うれしい。マインクラフトでこれからも建築に関するものを作りたい」

県教育長賞　県立市川昴高校　伸澤拓実 さん
「まさにチームで受賞できたのはすごくうれしい気持ちがある。来年も全員で協力して賞を取りたいという気持ち」